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【 ・・・


    (第1幕) 第二場


  ばら色に塗られた部屋。
  銅器だの、野の花で作った花束だのがある。
  中央に、テーブル・クロースをかけたテーブル。

  朝。

  レオナルドの妻の母親が、
  赤ん坊を抱いて片隅に腰掛けてゆさぶっている。
  レオナルドの妻が別の片隅で、
  ストッキングをつくろっている。


  ・・・ 】



  ~ F.ガルシア・ロルカ 『血の婚礼』
    (訳:山田肇・天野二郎)






 ●






 bluestocking :


 学問好きの女 , 文学かぶれの女.


 *


 語源

 1750年ごろ,
 Mrs. Montagu 家での London の文芸愛好家の集りで,
 その女子会員が
 正装でない青の毛編み靴下をはいていたので,
 その会合が嘲笑(ちょうしょう)的に
 Blue Stocking Society(青鞜会)と呼ばれたことより




【青鞜】 せいとう(せいタフ)


 1  (blue stockingの訳語。
    一七五〇年ごろ、
    ロンドンのレディ‐モンタギューが主宰するサロンで、
    ある女性会員が青い靴下をはいたところから
    そのサロンの名称となり、
    さらに、その会員たちに
    学識、文芸趣味があったところから)

    女流文学者。

    また、

    婦人参政権運動などを通じて
    女性解放を主張する女性の知識人。


 2  女流文芸雑誌。
   明治四四年~大正五年、
   女性の自我の覚醒を目的として
   青鞜派の機関雑誌として刊行された。
   編集主幹は平塚らいてう、後に伊藤野枝。
   主な執筆者に
   与謝野晶子、長谷川時雨、野上弥生子、山川菊栄
   など。




【青鞜派】 せいとう‐は(「青鞜 1」から)


 1.一八世紀以後、
   イギリスにおこった婦人参政権運動者の一派。


 2.明治四四年、平塚らいてうを中心に組織された
   女流文学者の一派。
   結社「青鞜社」、機関雑誌「青鞜」によって、
   女性だけの文芸評論や作品を発表し、
   世間から「新しい女」の出現として注目された。
   旧道徳の打破、女性の解放を主張、
   次第に婦人問題の啓蒙運動へと転換したが、
   大正五年、財政難のために「青鞜」を廃刊、
   「青鞜社」も解体した。



 †Progressive English-Japanese Dictionary,
  Third edition Shogakukan 1980,1987,1998

 †Kokugo Dai Jiten Dictionary. Shinsou-ban
  (Revised edition) Shogakukan 1988











 復刊ドットコム
 http://www.fukkan.com/


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 復刊リクエスト投票 No.4127
 安部公房「緑色のストッキング」
 http://www.fukkan.com/vote.php3?no=4127











《 ・・・

   「いま着けているストッキングは
    コーヒー色の何号ですか」
   「二号です」
   「規定では一号のみです。
    服装不備、2ポイント減点」

   スヨンはため息をもらし、
   指導教官の厳しい視線にさらされて、
   頬を紅潮させた。

   ・・・ 》


   ~ 「オールイン 運命の愛」

      原作=ノ・スンイル
      脚本=チェ・ワンギュ
      翻訳=宮本尚寛・安岡明子
      ノベライズ・田渕高志








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